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天声人语6月5日 清凉商务装

天声人语6月5日 清凉商务装

正岡子規にユーモラスな一句がある。〈涼しさや人さまざまの不恰好(ぶかっこう)〉。冷房などなかった明治の夏の様子だが、縁台や路地で、かなり楽な格好で涼む老若男女が目に浮かぶ。ふんどし一丁、腰巻き一枚といった「雄姿」にも市民権はあっただろう▼「六月無礼」という言葉は、暑さのきびしい時期には服装が多少乱れても大目に見てもらえることを言う。古く平家物語にも出てくるそうだ。この六月は旧暦だが、新暦6月の衣替えに合わせたクールビズの語が生まれて、はや8年になる。

正冈子规写过幽默的一句:纳凉人各种邋遢相。在没有空调的明治年代,夏天的景象就是一群穿着相当邋遢的男女老少坐在长板凳和巷子口乘凉。一条兜裆裤,一件衬裙的“英姿”里也包含着市民的权利吧。“六月无礼”说的是在盛夏季节,人们的着装邋遢点也是可以理解的。这在古书《平家物语》中也有记载。虽然古书中指的是旧历6月,但结合新历6月的更衣季节,“清凉商务”一词应运而生。至今已实行了8年。

▼最初の年は、とにかくネクタイを外した。「朝帰り」などと冷評されつつ、何とか板についてきて、去年はより切実な節電のためのスーパークールビズになった。そして今年はさらに進化しているという▼さすがに短パンで職場には――と尻込みする向きにも、七分丈のパンツが好評らしい。素材も、肌触りの涼しい「接触冷感」や汗対策の効いた「吸水速乾」などと増え、選ぶ幅はずっと広がってきた。

实行的第一年,人们首先摘去了领带。虽然被嘲讽为只是”早晨回家“的程度,但后来逐渐深入人心,去年为切实省电开始实行”超级清凉商务“。听说今年还要强化。在办公室穿短裤还是有点不妥,在心怀踌躇的人群中,七分裤受到了好评。增加了肤感凉爽和吸汗快干功能的布料,可选的范围很广。

▼高温多湿の日本の夏に、洋服の仕事着は古くて新しい課題のようだ。昭和初めの本社刊『明治大正史』は、夏場の大汗に「日本が北緯40度以上の大陸国であったなら」と記し、「我々の仕事着はまだ完成していない」と書いている。平成の今も、模索は継続中だ▼職場職場で「六月無礼」の幅を、無理なく、されど広く取りたいものだ。多少ラフで不格好でも、歩く人が多くなれば道はできる。味わい深い古言を、死語にするのはもったいない。

高温多湿的日本夏季,办公室着装是一个陈旧而崭新的课题。本报在昭和初期刊登的”明治大正史“中记载,面对大汗淋漓的夏季办公室,”如果日本是北纬40度以上的内陆国家“,”我们的办公室着装尚未完成。“如今已到了平成年代,摸索仍在继续。办公室的”六月无礼“尺度可以更大些,只要不太出格。即便着装随意一些,邋遢一些,但走的人多了也变成了路。不要让寓意深长的古语成了死语。
天声人语6月5日 清凉商务装